正しい姿勢と猫背

椅子に座ってキーボードやマウスを操作しているとき、ついつい背中が丸くなっているのですが、なかなか自分では分からないものですね。
ほとんどの人は、自分がどんな姿勢でいるのか気にしていないでしょう。

パソコンをしている男性 でも、他人から「猫背じゃない?」などの指摘を受けると、自分がどんな姿勢でいるのか気になって仕方なくなります。
そうすると、姿勢が悪いことがだんだんと悩みになってしまうのです。

では、自分の姿勢が猫背なのかチェックする方法がありますので紹介してみましょう。
猫背で体調を壊すとすれば、肩こりや首のこりがあります。
パソコンで長時間仕事をしていて、ぜんぜん肩こりがしない人はもちろん猫背ではないでしょう。もし、あなたが猫背だったら必ずといっていいほど肩こりになります。
猫背の状態は、体がリラックスしている状態ではなく、体のあちこちに負担をかけている状態です。この状態を長く続ければ肩こりがするもの当たり前ですね。

では、自分がどの程度の猫背なのか判断してみましょう。
それには耳と肩の位置関係から判断します。座っている状態を真横から見たと仮定して、肩より耳が前方へ出ていたら猫背と判断していいでしょう。
耳が肩の前へ出ているということは、首が斜め前方にでている状態です。首だけ曲がるということはありませんので、背中が丸くなった猫背の状態だと考えられるのです。
最初は意識して正しい姿勢をするように心掛けてるあなたでも、仕事に集中するとだんだんと猫背の状態になってしまうのです。
つまり、意識して体に力を入れておかないと正しい姿勢を保てないことが分かります。

正しい姿勢を保つためには、背骨を支える筋力が必要なのです。どうしても現代人はこの背骨を支える筋力が弱いのです。
特に若い世代はこの傾向が強いようなのです。
気付いたときが猫背を矯正するいい機会です。まったく遅いことはありませんので、正しい姿勢を保つための努力をしましょう。

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